私はコーヒーがとても好きで、家ではレギュラーコーヒーを淹れて飲んでいます。
最近よく購入しているのが、東京・練馬区にあるカフェ潮の路で販売されている、自家焙煎の「潮の路珈琲」。
カフェ潮の路は、過去にホームレスを経験した人たちがスタッフとして働いており、地域の人々が訪れて利用されているカフェです。
このカフェを運営しているのは、一般社団法人つくろい東京ファンド。
長年、東京で路上生活者や生活困窮者の相談・支援を続けてきた稲葉剛氏が代表をされており、路上生活者やネットカフェ生活者を受け入れる個室シェルター事業や、シェルター退去後の借り上げアパートの運営をおこなっています。
さらに、アパートに入居した人たちの「仕事」と「居場所」を自分たちで作ろうとの思いで、2017年にカフェを立ち上げました。
カフェで働いているのは、20代~70代のホームレス経験を持つ人たち。
1階がコーヒースタンドで、フェアトレードの豆を使った自家焙煎コーヒーを作っており、私はオンラインショップを利用して、潮の路珈琲を購入しています。
味がとてもまろやかで美味しく、朝食後のコーヒーに欠かせなくなりました。
届いた珈琲には、必ずカフェからの通信が同封されており、そこで働く人たちの悲喜こもごもが綴られています。
つくろい東京ファンドのような社会的活動をおこなっている団体を応援したいと思った時、寄付をする方法だけでなく、そこで生産されたものを「購入」して、味わうことが、自分にとっても日々の生活の楽しみになっています。
つくろい東京ファンド https://tsukuroi.tokyo
【追記】
ここで記した自家焙煎珈琲の販売事業は、2019年7月に終了してしまいました。
カフェは変わらずに継続されているそうで、ぜひお店を訪ねたいと思います。
カウンセリングサロン ぱすてる