2025-01-01から1年間の記事一覧
戸田市のボランティア・市民活動支援センターからご依頼をいただき、傾聴ボランティア入門講座の講師を全4回にわたり務めました。 今回は11月に開催されたその講座のことをくわしく綴りたいと思います。 傾聴ボランティアとは、傾聴のスキルや知識を学び、高…
10月最後の土曜日、群馬県の上野村にある御巣鷹の尾根を目指しました。 ここの地で、40年前の1985年8月12日、日本航空のジャンボ旅客機が墜落、炎上し、乗客乗員520名の方が亡くなりました。その事故現場をじかに訪ねたいという思いが、この夏から秋にかけて…
今月14日、世田谷区の消費生活課にて初めて研修講師をする機会をいただきました。 講座のテーマは「悪質詐欺・トラブルに遭わないための〜断わるスキルを身につける〜」。 受講者は、世田谷区の消費生活課の出前講座を担う区民講師の方々です。対人コミュニ…
支援者同士が分野の垣根を超えて、自由な対話をしながら、日頃の自分の支援や考え方、気持ちを見つめられる場所を作れないだろうか… そんなことを、支援の仕事に就く者として、ずっと考えていました。 対人支援の仕事は、目の前にいる対象者、当事者、利用者…
不登校の子どもたちが学ぶ場であるフリースクールで実際に起きた「東京シューレログハウス性加害事件」について、今回は綴りたく思います。 そのような性暴力事件がかつて起きたということは漠然とは聞いていましたが、詳しくはまったく知らなかったのです。…
児童養護施設で暮らす子どもたちに、新品の本をお届けしたい。本に触れながら、夏休みやクリスマス、冬休みをたっぷり楽しんでもらいたい… そんな思いから、子どもたちに本を贈る小さな活動を個人で続けています。 今年も夏を前にして、都内のとある児童養護…
東京・狛江市に新しくできた、ひきこもりや生きづらさを抱える方の居場所「ストレートロード」をご紹介したいと思います。 この居場所は私も運営に深くかかわっており、「対話を中心とした居場所」というコンセプトが、とても大きな特徴となっています。 狛…
対話について、自分のいま思うところを書いてみたいと思います。 私は月2回、週末の夜に「オンライン対話カフェ」という小さな対話の会を開いています。 このカフェは、対話に興味ある方なら地域や立場、世代を問わず、誰でも参加できる少人数の対話交流の場…
3月は傾聴の講座のご依頼が偶然にも続きましたので、今回は傾聴について書きたいと思います。 傾聴とは、相手のことを理解しようとして耳を傾けて聴くこと、積極的に関心を向けて共感的に聴くこと。その聴き方であり、心のあり方でもあります。 私はカウンセ…
2月23日、練馬区の光が丘区民センターにて、ひきこもり当事者を交えたシンポジウムを開催しました。 これは「練馬区ひきこもり問題合同相談会」と名付けた有志によるイベントで、昨年3月に初めて開催してとても盛況だったので、今年2回目を開催することにな…
この2月、不登校の子どもを持つ親御さんとつながる機会が偶然にも続きました。 今回はその出会いと、不登校のことについて綴りたいと思います。 私はおとな世代のひきこもり支援を中心に活動しており、日頃、不登校のご家族にかかわる機会はほとんどないので…
2025年最初のブログですが、今回はひきこもりという呼称について、あらためて考えてみたいと思います。 何故このテーマを選んだのかというと、年初に神奈川県大和市で、ひきこもり経験者の講演を聴いたのですが、この大和市が「ひきこもり」という名称を使わ…