ひきこもり訪問支援 ぱすてる

自分らしく生きるためのカウンセリング

カウンセリングのアンケートをおこないました

先日、Twitterにてカウンセリングに関するアンケートを行なってみました。

その結果が大変興味深いものだったので、ご報告したいと思います。

Twitterでアンケート機能を使うのは初めてでしたが、途中経過を見ていくのは大変楽しく、またリツイートしてくれた方が何人もいて、予想を遥かに超える票が集まったことはとてもありがたいことでした。

質問内容は極めてシンプルなものです。

 

「カウンセリングを受けてみたいか、受けたくないか?」

 

回答者は、Twitterの利用者で、アンケートをご覧いただいた方。

心理カウンセリングを受けた経験があるかどうかは問わず、誰でも参加できます。

設問は、以下の4択から選んでいただきました。


〈カウンセリングを〉

・受けてみたい

・受けたいけれど、不安

・受けたくはない

・過去に苦い体験をした


質問の意図には、主に以下の要素がありました。

・カウンセリングの需要は、果たしてどれぐらいあるのか?

・カウンセリングに対する敷居は高い?

・過去にカウンセリングを受けたことがある人の実態はどうなのか?


2択ではなく、設問を4つにしたのは、カウンセリングに対する心理的な負荷を知りたかったからです。

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【集計結果】

投票期間:4日間

投票数:109

〈カウンセリングを〉

・受けてみたい       39%

・受けたいけれど、不安   31%

・受けたくはない      8%

・過去に苦い体験をした   22%


以上の結果となりました。

100人以上もの方がアンケートに参加してくれて、とても嬉しく思いました。


カウンセリングを受けたいと考えている人は、回答者の約4割。

受けたいけれども、不安だと感じている人が3割にものぼります。

この数字は、カウンセリングを受けることの心理的負担が、少なからずあることの証左に思えます。

受けたくない、と答えた方が1割に満たないということは、カウンセリングへの潜在需要の高さにつながるのではないかと感じました。


そして私が驚いたのが、過去にカウンセリングを受けて、苦い体験をした人が少なからずいるという事実でした。

なぜこの質問を入れたかといえば、カウンセリングの話をしていて、

・カウンセラーから、傷つくことや余計なアドバイスを言われた

・期待して受けたが、たいして変わらなかった…


といった声をしばしば耳にすることがあったからです。

アンケートの結果から、カウンセリングを受けたものの、相談者にとっては必ずしも良い方向には進まなかった事例が少なからずあるのだ、と思いました。

その要因は検証が必要だと思いますが、カウンセラーの質の問題や、カウンセリングそのものに対する認識の相違などが含まれているのかも知れません。

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私はカウンセリングをもっと身近にしたい、との思いでカウンセリングの活動をしていますが、今回のアンケートは、これからカウンセリングを広めていくために、どんなことをしたらよいのか、そのヒントをたくさん与えてくれたように思います。

全体としては、7割にも及ぶ方がカウンセリングを受けたいと思っていることがわかり、カウンセリングが多くの人に必要とされていることが確認できて、とてもよかったです。


アンケートにご協力いただいた方にあらためてお礼申し上げます。

第2弾も早速考えておりますので、その節はどうぞよろしくお願いします。


カウンセリングサロンぱすてる

https://www.salon-pastel.net/